里山の自然を伝えるために。～野生動物インタープリター研修会～

山登りというといわゆるスポーツ登山を思い浮かべる方が多いと思いますが、木を伐ったり、獲物を捕ったり、魚を釣ったり、山菜やきのこを採ったり、あるいは信仰の対象として登ったりと、山に登る行為自体の歴史はとても長いものがあります。都会から信州に移住してきて、そのような山の関わり方もするようになり、その楽しさにどんどん目覚めてきました。そんなわけで、そうした面白さも山という切り口で伝えられるようになりたいと思い、野生動物（主に哺乳類）の生態と付き合い方、その面白さの伝え方を勉強しに朝霧高原に行ってきました。

いつ見ても美しさにほれぼれしますね。

カモシカの骨を組み立てたり、、、

動物の痕跡を探したり、、、

センサーカメラを仕掛けてみたり、、、

最後はインタープリテーションの実習。

狩猟の世界に足を踏み入れるまであまり興味がなかった領域ですが、やはり自然のいろんな面を知っていくことで自分の中での自然に対する像がより立体的に できあがっていくのを感じます。また次の一歩に向かってきっかけを頂きました。これからも自然の面白さ、厳しさ、美しさ、恐ろしさ、いろいろな面を伝えら れるように頑張っていきたいと思っています。