2月15日をもちまして33歳になりました。
突然ですが、今年から私は猟を始めました。狩猟に関してはいろいろな考えをお持ちの方もいらっしゃることを考え、私の中での考えがある程度まとまるまでは投稿するのは控えようと思っていたのですが、新たに見えてくるものを感じているので、そんなことをまとめておきたいと思います。
2月15日という日は狩猟の世界では特別な日で、猟期の最終日に当たります。狩猟の世界と出逢ったのはこれは運命ではないかと思うくらいの偶然です。今季は鉄砲の所持許可が猟期開始に間に合わず、教習射撃以外に練習もできないままに猟期に突入してしまい、出猟の日数も限られ、結局一頭も仕留められませんでした。わなも免許は持っているものの見回る時間を確保できなかったためにろくに仕掛けられず、何とも歯がゆいシーズンでした。これからは冬の時間の過ごし方もよくよく考えていかなくてはなりません。
狩猟の世界は普通の山登りからみると割と特殊なバリエーションですが、地元の猟友会の方々と山に入って獲物を追っていると、また違う観点から山という自然を捉えられ、自分の中の自然観もより立体的な物になっていくのを感じることができてとても勉強になります。山菜、きのこ、林業なども含めて、山と人々がつくり上げてきた生活を自ら引き継いで伝えていく(技術という意味でもインタープリテーションという意味でも)のは日本人が山とともに形作ってきた文化や歴史を伝えていく上で大きな意味を持っています。山菜きのこあたりまでは足を踏み入れているので、そちらもさらに勉強しつつ、行く行くは山仕事も教養程度にはこなせるようになりたいなと思っています。要は、田舎のおいちゃん並みの技術を持ったインタープリターが自分の目指すひとつの方向かなと思っています(もうひとつ、地学という軸はここではおいておきます。)。
そんな目標を持ちつつ、今歳も一歩一歩足を進めていきます。みなさん今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
たむら拝
まだまだかっこうだけですが、って、右腕落ちてるなぁ。。。 |