いつかは、、、と思いつつも一度挑戦して敗退したきりになっていた冬のバリエーションですが、サブガイドで勉強させていただく機会を得て、思いがけず新しい世界への扉が開かれました。今回のルートは霞沢岳の西尾根。以前挑戦したのもこの霞沢岳の南尾根でしたが、無謀にも冬に単独で挑戦したので、腰の深さの積雪の前にあえなく敗退した思い出があります。
さて、、、
まずは釜トンネルを歩いて越えます。初めての人にとってはこれも新鮮な体験です。 |
30分くらい歩くとようやく出口が見えてきます。 |
準備を調え、いよいよ西尾根に取り付きます。 |
笹と木と岩に覆われた尾根の急な登りをひたすら突き進みます。 |
初日は2000mくらいの所にテントを張ってビバーク。翌日もひたすら登ります。
木々の切れ間から乗鞍が見えてきました。 |
行く手に輝く朝日。 |
焼岳や穂高も見えてきてテンションアーップ↑↑ |
そしていよいよ核心部に。。。 |
ナイフリッジからの岩と雪氷のミックスクライミング。 今年は雪が少ないおかげでどこまでが地面か分かりやすいです。 |
無事にクリアして頂上まであとちょっと。一歩一歩歩みを進めます。 |
そして辿り着いた山頂。 最初は下から見上げていた焼岳が同じ目線に。カッコいい山ですね。 |
六百山から霞沢というラインも攻めてみたいものです。 |
いつぞや目指した南尾根。雄大ですな。これでは冬季はたしかに無理です。でも、いつか。。。 |
今回は自分も初体験の要素が多く勉強させてもらうことが多かったので、今シーズン中に自力で再挑戦してみたいと思います。