といっても、いろいろと事情がありまして、今回は千畳敷から極楽平までの往復になりました。
朝は稜線に雲がかかっていましたが、回復予想の天気予報に期待大。 ゆっくり朝ごはんを食べているうちにすかっと晴れました! |
歩き方やアイゼンピッケルワークを練習してから、稜線を目指します。 |
千畳敷は春の日差しに無風でしたが、やはり稜線に出るとそこそこの風があり、 稜線を挟んだ環境の違い、それを踏まえた行動のポイントを理解していただきました。 |
せっかくなので宝剣岳の取付まで行ってきました。 |
御嶽山 |
空木への縦走路 積雪期にも行ってみたいところですが、なかなか機会なく。。。 |
南アルプスも美しい。。。 |
気になりつつもまだ足を運べていない三ノ沢岳。 |
宝剣岳はやはり横顔が格好いいですね。 |
例の前代未聞の雪崩の破断面をこの角度からも見ることができました。 |
今回の行き先の変更は、お客様が木曽駒を登るのに適した装備をお持ちでなかったことが原因でした。雪山が初めてで、送られていた装備表の意図するところを理解できていないのに、独自の解釈をされ、これで大丈夫だろうということで来られていました。電話一本で聞けば済む手間を惜しんだばかりに、まともに雪上訓練さえできなかったのです。
登山はある意味とっても手間がかかる遊びです。細かいことをひとつひとつこなし、不安要素やリスクをつぶしながら、自分の行動の自由度を最大限に引き出すことで楽しみが増していきます。手間を惜しむと、そのひとつひとつが積み重なり、取り返しの付かない結果を招くことがあります。くれぐれもそのことをどうぞ肝に銘じて山のフィールドを楽しんでくださいね。