千畳敷の駒ヶ岳神社の後ろに伸びる尾根です。 |
横から見た図。 |
下半分は極楽平に向かうトレースを使って巻いてもよいですが、 初めてなのでラッセルして忠実に尾根を辿ってみました。 |
普段あまり見ない角度ですが、よいですね~。 |
45分ほど登って、いよいよ雪稜になっていきます。 |
シーズン始めには十分スリリングですが、まだまだ序の口。 |
間近に見る宝剣岳の岩壁は迫力満点です。 |
だいぶ登ってきました。 |
ここで一休みしていよいよ核心部です。 |
フィックスロープが張ってあります。 |
まだ雪が少なくてアイゼンの爪を岩に引っかけながら慎重に登ります。 ロープがあるおかげでセルフビレイを取れて、ソロながらいくらか安心して登れました。 |
うひゃ~。 登れなくなってしまったときのために懸垂下降で撤退できる準備はしてきましたが、 これは下りるのも相当嫌ですね。 |
サギダルの頭がそこに見えているのに、一歩一歩が遠い。。。 手前の木をよじ登って乗り越えて、最後の雪壁を登ります。 |
あとちょっと。。。 |
稜線に出る間際で振り返ったらこんな感じでした。 いや~、えらかった。 |
稜線では絶景が待っていました。まずは空木岳方面。 |
宝剣岳方面。 |
気になりながらもなかなか行けない三ノ沢岳。 |
谷の向こうに木曽御嶽山。 さて、心臓が落ち着いたところで宝剣岳に向かいます。 |
鎖がまだ出ていたので、夏とほとんど同じに登れました。 |
自分の影を記念撮影 |
この下りの岩場も鎖が出ていたので夏の大きなスタンスをそのまま辿って下れました。 |
鎖がなかったらちょっと大変ですね。 |
稜線の岩には海老の尻尾が生えています。 |
富士山に向かって最後にいつもの穴を潜って。。。 |
無事登頂です。 |
南アルプスもくっきり。 |
年末年始はこちらに向かいます。 西の駒ヶ岳から東の駒ヶ岳へ。 |
後は乗越浄土に向けてちょっとした壁を下れば終わりです。 |
北稜方面に下ります。 |
ここを下ってきましたが、 |
下りてみてから夏道を見てみたら、まだまだこちらから行けますね。 |
まだまだ気を抜けませんが、鎖が出ているのでだいぶ気が楽です。 |
乗越浄土まで来れば、後はいつもの道。 土日に来たときと雪の状態はあまり変わっておらず、新雪の上を駆け下りられて楽ちんでした。 |
無事下山。 |
あの尾根を登ってきました。 落ち着いてみてみると、たしかに上の方はかなりの角度。怖いわけだ。。。 しばらくはおとなしくしていたくなるスリルでした。 |