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ごあいさつ。


こんにちは。登山ガイド・スキーガイドのたむ屋マウンテンです。
どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
                                                   たむ屋マウンテン/田村茂樹



2016/11/13

新発見の氷河を見に。。。~小遠見山、カクネ里~

山カルデラ砂防博物館の飯田先生を講師に迎えて、カクネ里を遠見尾根から遠望しつつ、氷河調査のお話を聞いてきました。


晴天に恵まれ、ゴンドラ山頂でもこの景色!
海谷三山から雨飾、金山に焼山、火打、妙高、高妻乙妻、戸隠、飯縄山まで。
焼山には煙が少し見えました。
四阿に浅間、近くの聖山、美ヶ原、霧ヶ峰、奥秩父。。。
ゲレンデトップの地蔵の頭から遠見尾根を登っていきます。

さっそく雪が出てきました。スリップ注意。
おやおや、この足音は。。。
日陰だとけっこう深くて踝上くらいまで雪がありました。

唐松を横目に見つつ。。。

さ、あとちょっと。
ここでようやく長大な遠見尾根の全貌が見えてきます。
そしてその辿り着く裂きには五竜岳。格好イイですなぁ。

そして、鹿島槍ヶ岳。こちらもよいですね~。
こちらが話題のカクネ里。
谷地形に「~沢」「~谷」でなく「里」とつくのはなんとも不思議な話です。

クレバスやムーランといった氷河特有の微地形が表面に現れており、末端からは氷河が削ったような白濁した水が沢に流れ出していて、氷河に違いない!と長い間多くの研究者が睨んでいたところ、GPSの普及によってようやく厚さ40m長さ700mに亘る氷体が流れていることが確認されたとのこと。ただいま記載論文の執筆中だそうです。楽しみです。



秋晴れの気持ちよい天気の中、面白い話題で頭も使って、実に楽しい一日でした。


 
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