鳥倉からは夏でさえ長い道のりのところ、この時期は2時間の林道歩き追加に加えて雪で歩きにくくなり、体力勝負度が格段に上がります。さらには雪崩や低体温症や凍傷のリスクへの対処、ルートファインディング、急斜面のミックスの登下降など総合的な力が問われます。その苦労を味わってしか得られない感動もまた一入。私ももらい泣きしそうになりながらの充実した山行でした。
冬季ゲートから登山口まで延々3時間の林道歩き。見えてくる南アルプスの山々をあてに山談義してます。 |
ようやく到着。しかし、雪も全然ないし夏山みたいだ。 |
大鹿村だけに歌舞伎役者に分する原ガイド(笑) |
豊口山を越えて尾根の北面に入ると、氷道でした。アイゼンを履いてしっかり歯を蹴り込んで進みます。 |
中央アルプスの山々を眺めながら休憩。 |
徐々に雪が増えてきます。帰りは雨と高温で弛んで、踏み抜くし雪崩のリスクも上がるし大変でした。 |
尾根に取付いて最後の登り。がんばれ! |
仙丈と甲斐駒が見えてきました。 |
この間登った仙丈の地蔵尾根が見えました。長すぎる!! |
ようやく三伏峠に到着です。 |
今宵は避難小屋泊まり。 |
マットも敷いてあって快適すぎます。トイレもきれい。感謝感謝。 |
マウンテンビューなお宿です。 |
今回もO様に作っていただきました。このクオリティは毎度毎度びっくり。力が出ます。 |
アタック予定の翌日の予報は霧から吹雪へ。さてさてどうなりますやら、続編をお楽しみに。こちらからどうぞ↓
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