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ごあいさつ。


こんにちは。登山ガイド・スキーガイドのたむ屋マウンテンです。
どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
                                                   たむ屋マウンテン/田村茂樹



2016/04/14

長い道程の先に。。。~塩見岳本編~

気予報はは下り坂で昼にはかなり荒れそうだったので、それまでに登頂して森林限界まで下りるべく、3時半に出発です。

真っ暗な霧の中をヘッドランプの明かりを頼りに歩きます。
塩見岳は雲の中。。。
三伏山、本谷山、権右衛門山を越えて、ようやく森林限界を突破です。
今年から新装開店の塩見小屋は雪に埋もれています。


頂上を目指してさらに登っていくと、、、


え?晴れ間?
わお!

一同テンションが上がります。


岩稜帯に入り、ショートロープで確保しながら進みます。
夏道に沿いながらも雪をつないでいいルートを探しつつ登ります。
天狗岩を背景に雪の急斜面を登ります。
そして、なんと富士山まで見えました!
大藪ガイドが感動の登頂シーンを撮影しました(笑)


山頂からは天気予報を裏切ってこの大展望。遙か間ノ岳まで見渡せました。
穏やかなのでO様特製の行動食をいただいてのんびり休憩し、帰りに備えます。

さて、雨が降り出す前にまた長い道程を帰るべく、降下開始。


ん?何かが違うような(笑)
ショートロープを体験していただきました。
山々はまた雲の中の世界に戻っていきます。いいタイミングでした。
長い長い稜線歩きを帰ってきて、ようやく三伏山。もう少しです。
あー、やっと見えた。
往復12時間半!大感動のゴールインでした。


夜から朝にかけて低気圧が通過し、翌日は雨上がりを待って下界に下ります。


雨で雪が弛んでデブリがかなり出ていました。雪も沈み、はまって歩きにくい!
行きでは出ていなかった沢が顔を覗かせていました。
そして再び雪のない世界へ。

ここからさらに林道を3時間歩き通し、充実感に溢れた山旅を無事に締めくくることができました。


ゴール!


 
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