谷の中心にあってこの山からの水に頼っている地域も多いため、古くから水の神様として信仰されてきた山です。また、武田信玄の信濃侵攻の際に、おなかをくだした武田軍がこちらで祈祷してもらったところ治ったという故事から腹の神ともされています。
登山道はいくつかありますが、江戸時代半ば以降、信仰の中心となってきた安坂地区から登る登山道で登りました。
まずは里宮に参拝。 |
しばらく行くと一の鳥居。 |
今では林道の脇に一の鳥居がありますが、昔は当然林道はなく、鳥居を通るように 参道がついていたものと思われます。この奥に昭和38年建造の堰堤があるのですが、 当時は拡大造林の時代。林道を造ってくれるなら、、、ということで、当時の参道にも植林 してしまったのかもしれません。 |
林道終点からいよいよ歩いて行きます。 |
新緑が目に染みる季節です。 |
尾根に乗って二の鳥居。 |
寒気の雲が抜けきらず、見晴らしからの展望はいまいちでしたが、、、 |
新緑が靄に包まれて幻想的な雰囲気になりました。 |
三の鳥居をくぐり、、、 |
道端の子安神社にお参りして、 (「腹の神」ということから派生してそんな御利益もあります。) |
山頂奥宮に到着です。 |
拝殿横の部屋は避難小屋として開放されています。 |
霧が抜けないので、展望台からの北アルプスの眺めはお預け。 代わりに山頂を散策しました。 |
ちょっと離れたところにある小屋は、昔使っていた気象観測小屋だったそうです。 |
その遺物? |
下まで下りてきたら、ようやく雲が抜けて四阿屋山を眺めることができました。 (左上のピーク) |