初日は晴れ。あまりに気持ちよかったので、お客様との待ち合わせの間にあちこち巡っていました。
まずは地元の四阿屋山。 |
安曇野から北アルプス。
ゆる~いガイドなので、まずは池田町の夢農場へ。4月は一帯の陸郷で山桜、6月にはラベンダーで大賑わいになりますが、この時期は土日でも静かなものです。
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花に綾目があるからアヤメ。 |
春は一面の山桜、来月には一面のラベンダーになります。 |
これだけ切り開いてしまっているので、崩れやすく表土も流れやすくなっています。 このため、流路工を造ったり、雑草対策も兼ねて不織布のマルチを敷いたりしています。 プチジオガイド。 |
空を見上げれば三日月。 パラグライダーかと思った、と言われました(笑) |
谷の向こうには昨年登った京ヶ倉と大城が見えました。 お次は山清路。
ここから新町までの間は犀川の中でも山が迫っていて難所中の難所で、道がようやく完全に通じたのはなんと1938年。それも崖っぷちの道でした。
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国道の旧道に入ります。このトンネルはなんと戦後になってから開いたという代物です。 それまでの道はというと、、、 |
これだけの幅です。とても車では通れません。つい一昔前までいかに田舎の交通は不便だったか、往時が偲ばれます。今でも道路改良に架ける人々の思いが強いのもわかる気がします。
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トンネル出入り口のロックシェッドは比較的新しいなと思ったら、平成になってからも県道の一部として使っていたようです。 |
篠ノ井線誘致に失敗した犀川筋の人々にとっては道路開通は悲願でした。 旧道沿いでまったく顧みられることなくなってしまっていますが、開通記念碑です。 |
元渓谷の眺めです。 下流のダム放水時には往時の姿を想像することができます。 一応登山ガイドなので(笑)、山もご案内。 すぐ上にある金戸山(かなとこやま)に行きました。 |
新緑の清々しい季節です。 |
近隣の風化しやすい砂岩を使っているものが多いのですべては残っていませんが、この山は百体観音のおやまです。 |
ゆっくり拝みながら歩いても一時間ほどで見晴台。 いい運動になります。 |
爽やかな陽気だったこともあり、癒やしの山歩きでした。 |