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ごあいさつ。


こんにちは。登山ガイド・スキーガイドのたむ屋マウンテンです。
どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
                                                   たむ屋マウンテン/田村茂樹



2018/04/08

地元にご奉仕。~四阿屋山 登山道整備~

の山好きの方と話していて、手を入れる人がいなくなってしまっている登山道の整備やりたいよね、ということで盛り上がったもので、仲間を誘い合わせて四阿屋山の中村ルートと刈谷沢ルートの登山道整備をしてきました。今回は初回ということで、迷いやすいポイントや歩きにくいポイントを確認しつつ、改善案を考えつつ、手持ちの道具でできる範囲のことをやってきました。


登山口でいきなり議論。
概略図に登山口が2つ書いてあるけどどっちに今いるのかわからないよね。。。
登山口の標識がふたつあるし。。。

事前にしっかり調べてくればこっちだろうというのはわかるわけですが、
改良の余地は大いにありまして、こういう気づきはよそ者の目線ならではです。
倒木を片付け中。
途中、御嶽山に寄り道。ここの石造の謂れが少しわかってまずは収穫その1。
こういうことは地元生まれの人に聞かないとわかりません。
傾いて狭くなっている道を平らにして広げます。
四阿屋権現は水の神様ということで、それに因む権現池は昔はかき回して雨乞いをしたとか。
周辺は水の湧き出しが多くなり、猪さんも大暴れしてぬた場化 していたので、
とりあえずは木を敷き詰めて足場を作りましたが、足場板か半割の材か、
はたまた木道か、そんなものを敷いて渡れるようにしたいものです。

それにしても、みんなでやると速いこと。
展望台からは北アルプスが一望、、、今日はちょっと無理でした。
手前の木をそろそろ伐りたい。。。
展望台は岩がゴロゴロしていて歩きにくいので、とりあえずは道の部分だけ石をどけて
きましたが、大きな岩も多いので、大工事にはなりますが、逆にこれらをきれいに石畳の
ように敷き詰めてやる方がきれいになりそうです。小池新道方式ですね。

展望台は道標もつけた方が良さそうだし、乱雑に伐られた木を片付けたいし、
ある程度本腰を入れて整備する必要がありそうです。
刈谷沢の道と合流してからはいい道。山頂からは善光寺平の方向がよく見えます。
中村、刈谷沢、栃平の各参道は看板がありますが、坂井と麻績の参道の降り口は案内が
ないということで、読めなくなっていた看板にとりあえず手書きで書いてきました。

とりあえずはそんなところで。

帰りには中村の参道の林道より下の部分の道を教えてもらい、これも大収穫でした。地図にもガイドにもどこにも出ていませんが、当然気になるところで、これもまた地元の方のおかげさまでわかりました。今となってはお祭りの時にしか林道より下の部分は歩かれていないようですが、やっぱり山は下から登らないと。

近いうちに歩いてみたいものです。ゆくゆくは林道よりも下の部分も整備して下から歩けるようにしたいですね。

 
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