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まずは立山禅定に関する基本的なお勉強です。 |
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講師は佐伯知彦氏。氏も一緒に描いたという立山曼荼羅を見ながら解説を聞きました。 |
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今は建物のみで一件も現役の宿坊はありませんが、当時の精進料理を再現したお昼をいただきました。 |
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雄山神社蘆峅中宮(旧蘆峅中宮寺)まで歩きながら、山小屋のご主人宅のガイド(笑) |
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立山を開山したと言われる佐伯有頼公の廟。以前はこの前に開山堂があったそうですが、 台風で倒木の被害に遭ってしまったそうです。 |
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剱岳にあった先代のお社。 |
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祈願殿で参拝。 |
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近くには、「此所三づ川 是よりしでの山」の碑。 元々はおそらく姥沢川の辺にあったのでしょうか。 せっかくなので立山博物館でも史料を見ながらお勉強。 前に来たときよりも山岳信仰に関する知識や思いは深まっているので、 だいぶ感じるところがありました。 |
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お隣には昔の宿坊が保存されています。 |
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年一回でも本来のように使ったらよいのにと思います。勿体ない。 大変ですが、今のご時世だからこそ集まると思います。 |
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十王堂を経て、三途の川に見立てられた姥沢川にかかる布橋に向かいます。 |
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このお地蔵さまたちの数!! 昔の人たちの思いが伝わってきます。 街道歩きをしていると、お地蔵さま以外にも、道祖神、庚申塔、名号碑、百八十八番供養塔、 六十六部廻国供養塔、、、いろんなものを通して昔の人の信仰心を感じます。極楽浄土や 地獄が非常に実感を伴って感じられていたわけです。 最近、そんな感覚も少しずつわかるようになってきた気がします。 |
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三途の川に架かる橋であり、昔は女人禁制だった立山に登れない女人救済のための布橋灌頂会の 舞台ともなった布橋です。橋の高さ、橋の長さ、板の数、釘の数、擬宝珠の数などすべて 仏教にまつわる数になっているとか。 |
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これが姥谷川。今では車道が見えてしまっていてなんとも趣に欠けますが。。。 |
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ここからあの世なので、蘆峅のお墓はすべてこちら側にあります。 そしてその先に姥堂跡があり、その先に立山です。 |
この後、写真は敢えて出さないでおきますが、立山博物館の野外施設の一部であるまんだら遊苑に初めて行きました。これが面白い!!
近代合理主義の頭に染まった現代人にも、当時の人々が見ていた仏教の地獄と極楽の世界、そして立山禅定をわかりやすく疑似体験できるようになっています。これは立山に登る前にはぜひ訪れてほしい場所の一つでした。みなさまぜひ!!
さて、これから立山町の図書館で資料集めをして、会議に向かうとしましょう。
来年はしたから立山禅定やるぞー!