こちらはより初心者向け。沢歩きの中に時折簡単な滝が出てくる、今風に言えば、ウォーターウォーキングといった趣でしょうか。これまで登山道を登る山登りしたことがないけれども沢登りを始めてみたいという方はまずこういったところからいってみるとよいと思います。
行きしなは日の出が美しく、立ち止まりつつ寄り道しつつ。。。
東山山麓から北アルプス。 |
塩尻峠から八ヶ岳、富士山、諏訪湖。 |
杖突峠を越えて高遠に下り、峠をひとつ越えて隣の谷を遡ってアプローチです。 |
初の沢の出合には、伊那谷から入笠山を越えて身延山久遠寺に詣でる古道「法華道」の碑がありました。 |
どでかい堰堤を越えて沢に降り立つとこの穏やかな渓相。 のんびり遡るにはもってこいです。 |
時折小さな滝があってジャブジャブと釜を渡って登れます。 |
途中にはこんな広場も。 枝沢があって水も問題ないので、沢泊の練習にもよさそうです。 |
まったく難しくないですが、沢の雰囲気はどんどん変わっていって飽きません。 このまま入笠牧場まで遡行してもよいのですが、 今回は立入の連絡をいれていなかったので適当なところで切り上げました。 |
適当に登っていって尾根上の登山道に出ます。 |
のはずが、地形図のと歩道はほとんど踏み跡で、しかも途中でわからなくなりました。 |
地図読みをしながら下っていくと、ようやく道らしい道に出ました。 |
そして無事帰還です。 山に陽が当たって黄葉がきれいでした。 |
下降ルートを検討する必要はありますが、沢自体は入門者向けにとてもよい沢でした。
その課題は追い追い研究しておきたいと思います。